まこものサイトにタガメのページがあるのは「何故?」と思われた方へ

まこもは水生の薬草です。タガメは水生昆虫の王者です。共通点は「お互いに水辺で暮らしている」ということです。

しかし、タガメは今や絶滅危惧Ⅰ類(島根県)です。「まこも」と「タガメ」が共生出来る環境を目指しています。

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  • 第1回タガメの里親プロジェクト紹介

2023年度第4回目「タガメの里親プロジェクト」は一般募集はしません。希望者個別に対応いたします。

 

日程 飼育講習会と受け渡し 随時

   タガメの返還と飼育発表会 随時

場所 

募集方法 

応募方法 

締め切り 開催日の3日前

募集人数 個別対応

参加費  大人1500円 小中高500円 幼児無料 

 

応募の記載内容

 ①住所・電話番号

 ②飼育の携わることができる家族の名前と年齢

 ③応募の理由(飼育の意気込み)

 

飼育講習会と発表会の場所(下記サイトの地図参照)

 https://www.makomoya.com/map/

 冒険の森てんば(雲南市大東町山王寺551番地)Google Map冒険の森てんばで検索

 山王寺棚田(全国棚田百選)展望台すぐ近く(車1分)

 

里親は何をするの(概要)

 繁殖させたタガメ(県東部産)の幼虫を、希望者に貸し出しして(飼育講習会にて)、育てていただきます。成虫に

 なったタガメは返還(飼育発表会にて)していただき、しるし(番号や名前を書く)を付けて、生息地に放します。

 ※ その後のタガメは、定着状況の調査や再発見により移動距離などの生態解明に役立てます。

 

何が学べるの(目的、ねらい、効果)

 ①タガメを育てることで、命を育てることの喜びや驚きを体験できます。

 ②餌生物(タガメのえさ)の採集体験から、地域の自然に目を向けるきっかけになります。

 ③絶滅危惧種タガメの、種保存の手助けに参加できます。

 ④夏休みの自由研究のテーマなどに活用できます。

 

誰でも参加できますか(参加対象)

 ①タガメの飼育をやってみたい家族や団体など(10組ほど)

 ②タガメを育てるには手間がかかり、工夫が必要です。飼育の大変さを理解し、協力できる方々(家族ぐるみなど)

  に里親になっていただければと思います。

 ③日程に合わせて参加できる家族や団体に限ります。

 ④販売目的でのご参加は固くお断りします。

 

日程

 ①タガメの飼育講習会 7月24日(日)10001200

  タガメと自然環境の話、飼い方の説明、タガメの受け渡し(幼虫5~10匹、輸送用容器持参)、ビオトープの見学。

 ②タガメの返還と飼育発表会 8月21日(日)10001200

  成虫になったタガメの返還、飼育発表。タガメにマーキング後、ビオトープに放虫。

 

参加費は要りますか。

  大人1500円 小、中、高校生500円 幼児無料(昨年は500円でしたが諸費用がかかるのでご了承ください)

 

用意するものはありますか。

 タガメの幼虫をお渡しします。輸送用の水槽をご持参ください。

 

昼食は出来ますか。

 ご持参下さい。自然豊かな棚田を眺めながらお楽しみ下さい。

 

 ※タガメ:日本最大の水生昆虫。カマ状の前あしで獲物を捕らえて食べる。夏に繁殖し、孵化した幼虫は40日ほどで成虫になる。寿命は1年強。近年、絶滅が心配されている

飼育のコツ

・ 餌は小魚やカエルの幼生などの生きもの(農薬を使っていない場所で採集)

・ 餌をきらさない

・ 食べかすの取り除き、餌やり、水かえなど毎日の世話。餌生物の採集と飼育。

・ 成長にともない、共食いを防ぐために小分けにして飼育が必要。

 

 主催

 NPO里山笑楽校 事務局 雲南市大東町山王寺241番地 代表 多久和 厚

 

 電話番号 090-8606-0202  takuwaatsushi@gmail.com 

 

 

 

タガメって知っていますか。 

田んぼなどにすむ、大きさが6cmにもなる日本最大の水生昆虫です。大きな鎌のような前足で獲物をつかまえ、ストローのような口を突き刺し て食べる肉食昆虫です。その大きさや獰猛さから「水生昆虫の王者」ともよばれ、子どもから 大人まで人気のあるあこがれの昆虫です。

 ところが、近頃このタガメを見ることがほとんどできなくなってしまいました。日本中の田んぼで見ることができたタガメが今は絶滅危惧種となっています。その原因は次の3点が考えられます。 

1.宅地開発・耕作放棄・ほ場整備により水辺や沼地がなくなった。そのことが原因で餌となるカエル

  メダカ・ドジョウなどが少なくなりタガメは生息出来なくなった。

2.農薬・化学肥料の使用により水質が悪化して死滅した。

3.外来種の侵入によって生息域を失った。(ウシガエル、アメリカザリガニなど)

 

う~ん、これは難しいテーマだ、簡単には解決しそうにない、と思わないでください。人の手によって失ったものは人の手で解決できます。このサイトでタガメ詳しくなったあかつきには、タガメの里親プロジェク トに参加してみてください。再びタガメを「ふつうに見られる昆虫」にす るために、みなさんの協力が必要です。  さあ、みんなでタガメのピンチを救おう!

タガメは特定第二種国内希少野生動植物種に指定されています。(令和2年)

 

商用目的での捕獲・売買は法律で禁止されています。(環境省)

ここからはタガメを増やす活動「里親プロジェクト」の紹介です。

第1回タガメの里親プロジェクトの様子

第1回目のプロジェクトで8組の里親が参加しました。育てられたタガメの幼虫は33日後に成虫となり36匹が返還され「棚田ビオトープ」に放虫しました。餌も自分で確保しなければなりません。上位捕食者もいます。そんなタガメの旅がスタートしました。2020年も7月に実施します。

タガメの飼育講習会と幼虫の受け渡し

タガメと自然環境の話、飼い方の説明、タガメの受け渡し(幼虫5~10匹、輸送用容器持参)、ビオトープの見学。

 

成虫となったタガメの返還と飼育発表会

成虫になったタガメの返還、飼育発表。タガメにマーキング後、ビオトープに放虫。

 

場所 冒険の森てんば

雲南市大東町山王寺551番地)Google Map冒険の森てんばで検索

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タガメがピンチ 絶滅の危機から救おう
昔、どこにでもいたタガメ、今はどこにもいない。何故、どうしたらいいの。そんな疑問に答える小冊子です。
絶滅の危機に瀕するタガメを救おう!
タガメがピンチ(最終版).pdf
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